Jostockの株式投資ノート

お金より幸せ 他とはすこし違う投資のエッセンス

非対称な情報社会で個人投資家が生き残るために

投票いただけると喜びます
応援ありがとうございます!

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

f:id:jostock:20200527172856j:plain

投資を行う上で、情報は非常に重要であることは皆さん感じておられる通りだと思います。

 

それでは、その情報はだれにでも平等に与えられているでしょうか。

 

Yesと答える人はいないでしょう。

 

 

 
 

ある日の昼下がり・・・

 

f:id:jostock:20200516130331p:plain
ダウ犬

マスクはマスクでも、株価を上げ下げできるマスクはなーんだ?!

 

f:id:jostock:20200516130335j:plain
Jostock

んっ、いきなりなんだい、

安倍総理のマスクとでも言いたいのかな?

 

f:id:jostock:20200516130331p:plain
ダウ犬

Wrong! 正解はイーロンマスクさ!

 

f:id:jostock:20200516130335j:plain
Jostock

・・・!! しょうもな。でもけっこううまいかも・・・

 

突然秀逸なジョークから始まりましたが、今日は情報非対称性についての記事です

  

株式相場におけるインサイダー

もはやインサイダー取引だけが問題ではない

 

冒頭のイーロンマスクのジョークはインサイダー取引とは無関係ですが

皆さんはこう考えたことはないでしょうか

 

「トランプに会見の前に内容を聞いて、先物をロング(ショート)すれば・・・・」

 

こういった要人の発言の直後のタイミングで後に株価が急騰、暴落することがあります

こう言った株価の動きがあるとファイナンスの報道関係はこぞって「〇〇の発言を受け・・・」といった表現をします

 

本当にそうか、は誰にもわかりません

一聞するともっともらしいことが多いです

発言と株価の因果関係を実証することはできませんが、要人の発言が株価に影響がないと考える方が不自然でしょうか

 

これはインサイダー取引とは違いそうですが、相場を動かすほどの声の大きさを持っている要人の関係者はズルで大儲けができそうです。

 

ところで、インサイダー取引についてです

 

内部者取引(ないぶしゃとりひき)またはインサイダー取引(インサイダーとりひき、insider trading)とは、未公開情報を不法に共有・利用して証券市場取引を行い、情報を持たない投資家に損害を与える犯罪的行為をいう。

wikipedia, 内部者取引

 

インサイダー取引は歴とした犯罪行為です

 皆さんも証券口座を作成する際にインサイダーに関する確認文書、誓約欄にチェックを入れているはずです

 

法律に明確に明記されている禁止行為ですが、実際は線引きが極めて難しい現状があります

判例では、意図的であったかどうか、が大きな判断材料となる様ですが"未公開"かどうかというところにもグレーゾーンが存在します

 

内部者や要人が情報非対称性をコントロールできる時代である

 

情報非対称性:売り手と買い手に網羅的な情報共有ができていない状態

 

特にSNSの発達ですが、youtube、情報サイトの出現などメディアの多様性により、企業や内部者が古典的なメディア(テレビや新聞)を介すことなくダイレクトに買い手(投資家)に情報を届けることができる世の中になりました

かつてないほどの迅速性を持ちながらも、マスコミのフィルターを通す事なく手短にまとまった情報が投資家のもとに届きます

 

TwitterなどSNSはたった数文字で市場にリアクションを起こすメッセージを送ることができます

この数文字というのも大変問題で、受け取り手に情報の解釈を委ねる大変ズルい方法です笑(後で言い訳が多分にできます)

余談ですが、SNSによってTVや新聞などの権威も落ちている様に思います、トリミング外の情報が視聴者に知られてしまうことも原因ですが、SNS自体を情報ソースにしている情報番組はもはや情報伝達の役割でなく井戸端会議やネット掲示板と同等の存在になりつつあるように感じます

 

とにかく循環的な情報伝達によりインサイダーや金融関係者が、自ら好きなタイミングで市場に情報を発信しリアクションを促すことができる様になってきました

 

ファンドマネージャーのポジショントークや中央銀行などの代表が、明らかに口頭で市場を牽制している場面を多く見られます

 

私はデイトレードはしませんが、こういった市場反応の仕組みが過去とは違うことは肝に命じておかなければいけません

 

情報の非対称性の排除は可能か

 

当然ですが、売り手(企業は)決算や見通しについて全ての情報を持っています。情報を受け取る買い手(投資家)は企業から情報を受け取る形ですが、企業の情報を全て網羅することは不可能です

 

情報開示や品質保証をしても、株価の騰落に影響する情報を全ての投資家に同時に開示することはできません

 

情報開示の範囲のみならず、知識や情報受容に個人差のある個人投資家が与えられている情報を平等に投資行動に反映することは不可能です

 

つまり、情報の非対称性の排除は不可能と考えています

 

そういった意味では、効率的市場仮説を信じ、テクニカル解析により株の売買をすることは理にかなっていると考えます

 

インサイダーは常に蔓延(はびこ)っている

 

語弊を承知ですが、インサイダーや情報の非対称性は常に生じています

 

このことを示す一つの報告を示します

 

インサイダー取引規制が積極的に施行されている国では、決算発表前のインサイダー取引が少ない一方で、インサイダー取引規制が積極的に施行されていない国よりも株価が決算ニュースに反応しやすい

Choi, Lyungmae, Lucile Faurel, and Stephen A. Hillegeist. "Insider Trading, Future Earnings and Post-Earnings Announcement Drift." Future Earnings and Post-Earnings Announcement Drift (October 9, 2019) (2019).

 

つまり、インサイダー規制が厳しくない国では決算発表前より株価変動がすで生じており、発表後にも反応が少ないとする結果です

 

これが本当であれば、公にされているニュースや金融情報サイトで情報を収集している我々投資家の意欲が多少削がれる事態です

 

ちなみに、日本はインサイダー規制が厳しくない国に属しています

 

 

情報の非対称性とどう向き合っていくか

 

このパラグラフは特に根拠はない私の私見です

 

インサイダー含め、情報の非対称性なんてあって当たり前です(犯罪を許容する訳でなく存在するだろうなあという私見です)

その中で、個人投資家が何ができるか、を考えることが精神衛生的にも気が楽です

 

この問題は、情弱な私たち個人投資家ができることは何かという問いです

 

対処としては機関投資家やインサイダーに近い人々に近づける様に情報収集に努める、もしくは自分の身近な事象(専門職であれば近い分野)への投資をする

 

これらも一つの答えでしょう

 

一番理に適っているのは長期的投資に徹すること

 

私が探した限り、インサイダーが長期的な投資成果に影響を及ぼす報告は見当たりませんでした

逆にインサイダーが絡み合うデイトレードや短期取引に個人投資家が勝てる術はないと私には思えます

 

個別株(特にグロース株)は長期保有には向いていないというのが私の持論ですが、やはりここにも個人投資家が個別株投資をする矛盾が生じているとさえ感じます

 

 

インデックス、バリュー投資がやはり大正解な可能性があります

 

それではさようなら

 

 

 

 

 

記事を書く元気が出る投票ボタンです
応援ありがとうございます

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

 

Betmob|投資家ブログまとめメディア


 

 

プライバシーポリシー・免責事項