私は仕事の都合で週に1回、25kmほど移動する機会があります。
その場所への移動は自家用車、公共交通機関など下の様な選択肢があります。
(通勤にかかる費用は定額で給与に含まれている為、自腹と考えてください)
1. 高速道路 40分 1000円
2. 下道 80分 0円
3. 地下鉄・電車(乗り継ぎ含む) 70分 600円
4. 自転車 2時間 0円
問:週に1回の機会ですが、皆さんは上のどれを選ばれますか。
時間をお金で買う
私は1.を選んでいます。片道1000円なので、往復2000円です。さらにガソリン代も含めると週に1度でも結構な出費です。でも自分の選択としては圧倒的に1.です。
自分の車で気楽に行けるということもあるのですが、理由は一番所要時間が短いからです。ちなみに私は車の運転が好き、というわけではありません。
もちろん1500円ならどう?50分かかるなら?という程度の問題はありますが、私が一番優先しているのは時間とお金のバランスです。
敢えて迷うなら3.(公共交通機関)かも。乗っている間はスマホや音楽などある程度は自分の為に使えますからね。この理由で私は公共交通機関が大好きです。
もちろんこれはそれぞれの価値観であり、意見が違う方が多いのも承知です。
しかし私は時間こそ最も価値があるものだと思っています。
時間の価値はいくら?
時間の価値は時価でもある
時間の価値も状況や場合によって変化します。
貴重な朝の時間と退屈な休日の午後の時間では1分あたりの価値は異なるでしょう。
恋人や家族と過ごしているときの1分と仕事中の1分も同じ価値ととうてい思えません。
私が上の選択肢1.を迷わず選べるのは貴重な朝の時間、もしくは1分でも家に帰りたい夕方だからかもしれません。次の仕事がある平日の昼間であれば4.を選択していた可能性も...笑
子供の時の時間は(自分にとって)すごく価値が少ないものでした。
早く誕生日を迎えたくて、大人になるのが待ち遠しかったのを覚えています。
学生の時なんて、金は無いのに時間だけありました。時間の価値は4月の原油状態でしたね。高速道路なんて富豪が使うものだと思っていたかも。
不老不死薬の値段
先日、テレビ番組でこういうディスカッションがありました。
「死なない薬をいくらで買う?」
出演者が300万だ2000万だと議論していましたが、その中で以前このブログでも紹介した長期投資家でもある厚切りジェイソンさんがこう答えていました。
「死なない薬の値段は無限大でも買う!」
つまり、資産運用や労働によって収入も無期限に得られるのだから、薬の価値も無限大だと言うのです。投資家としてなるほどと納得しました。
無制限のローン、月々の返済額が気になるところですが。

ちょいまち!お金の価値には限界があるので薬の値段も実際には無限大より少なくなるのでは?


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なんか違った・・・
投資における時間価値
では投資に使う時間はいかがでしょう。
資産運用の成績は運用期間の〜という話ではありません。副業投資家が投資のために調べ物をしたり、学習に使う時間のお話です。
私も含め、Twitterの投資界隈の投資家はきっと投資自体も楽しんでいると思いますが、そうでなけれればやはり手のかからない投資が良いのではないでしょうか。
つまりは投資信託やインデックスETFです。
投信だってインデックスだって逐一確認してリバランスしなきゃ!こういう声も聞こえてきそうですが個別株やセクターETFなどに比べて明らかに手がかからないのが投信やETFです。放置で良いという可能性もあります。
そこでこう思いました。
時間に価値があるならば、金融商品のリターンで投資法を比べるのは間違っていることかもしれません。
私は今のところ仕事が忙しくなく、細かい投資を楽しんでいますが、忙しくなれば投信やインデックスに乗り換えて放っておくかもしれません。
もしくはいずれ不動産投資をしたいと考えているので、考える時間や調べ物の時間をそちらに集中するかも。
皆さんの投資リターンは、投資に割いた時間価値に見合っていますか?(玄人顔)
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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