今日は久しぶりに収支以外の記事を更新します。お待たせしましたパンぱかパーン。
何を隠そう私、先日エミンさんが塾頭を務める複眼経済塾に入塾してみました。投資講座的なものに申し込むの初めてなのでワクワクしています。これで私もエミンさんのマブダチです。
入塾から1週間ほどが経ちまして、塾生に用意されたコンテンツをいくつか経験したので、おおよその雰囲気をここに報告させていただきます。
なお具体的な有料コンテンツの内容については言及しません。また、あくまで私個人の所感ですので、皆さんや皆さんの投資方針に当てはまるかはわかりません。後に述べる私の投資姿勢方針と照らし合わせてお読みいただけると良いかと思います。
複眼経済塾とは
複眼経済塾株式会社が運営する四季報ベースの日本株投資塾、投資家コミュニティです。
これは複眼経済塾のHPに『複眼経済塾とは』というページがあるのでそちらをご覧ください。ちなみに私は入塾する際に一切このページは見ませんでした。
今見るとふむふむなるほどな、といった内容が掲載されていますね。
『テンバガー発掘の投資ノウハウ』が学べる様です。憧れますねテンバガー!
ちなみに日本株のテンバガーは米国株に比べて時間がかかり難易度が高い印象です。
私は入会を決めた時には
・入会金15,000円、月謝10,000円
・日本株の銘柄選定に関して勉強できる
・オンラインコンテンツ
といった情報のみ確認し入塾しました。
正直高いな…と思いましたが。さて内容はどうなんでしょうか。
どの投資法に向いている?
投資は数多あり、なおかつ投資手法の向き不向きについては『どのくらいの運用金額なのか』と言った運用額そのものの他に『どの程度のリスクが取れるのか』『株式投資にどの程度の期待をしているか』、『個人の性格』などリスク許容に関わってきます。当然インデックス投資をメインに行っている方にとっては細かい銘柄分析は少しやりすぎかもしれませんので。
ちなみに私の投資属性は
・個別株を中心に行ってインデックス投資より大きなリターンを見込んでいる(年20%程度)
・投資そのものが楽しい
・含み損を抱えることや長期間値動きのないまま耐えることは無理
・銘柄分析、資料を読んだりするのは苦ではないがリターンに直結しないものは切り捨てたい
・テクニカルは信用していない(どちらかと言えばファンダメンタル重視)
ということで現時点では順張り、スイング投資(数週間〜数ヶ月の保有)を行っています。長期保有をしないわけではなく、スイング投資の結果的に1年以上持つのが理想と考えてもいます。その為に投資家としての銘柄選定の自分流を身に付けたいわけです。
見たところファンダメンタルズを中心とした銘柄選定を学ぶ投資塾の様ですので、スイングトレードやもっと長い期間の長期投資に向いていそうです。何しろテンバガーのノウハウですからね。私にピッタリ!
なぜ入会しようと思ったか
投資を初めて基本的に投資の勉強はネットで無料のもので行っていました。
投資の本も結構読みましたが、中には今思い返してもイマイチな内容や、ただ自分のオンラインサロンに呼び込みたいだけなのでは?と言ったものもあって、世の中の投資に関するものは基本的にハッタリや詐欺じゃないか?と言うところから入る様になりました笑。トレード系の本に多いですね。
それでも解釈を間違わなければ書籍やネットの無料のもので投資の知識は十分つくと今でも思っています。
しかしその中で、Twitterで見かける日本株で成功している投資家は有料のコンテンツもけっこう購入しているという共通点にも気付きました。考えられる理由はいくつかありますが長くなるのでここでは割愛します。
そしてこの複眼経済塾の塾頭のエミンユルマズさんはTwitter投資界隈ではおなじみの方です。おそらくこの塾のSNS広報担当みたいな存在でしょうか。私もフォローしており、病的にせっかちな私でもツイートは必ず読んでいます。
そんな風に考えているうちにエミンさんの入塾募集のツイートを見てほぼノリで入塾してしまったのです。



1週間コンテンツを体験してみて
どんな内容?元は取れる?
いきなし関西人みたいな見出しにしてゴメンな〜でもここ一番気にな方いると思うねん。
ずばり入会金の15,000円は確実に元は取れると思います。
何を根拠に、と言うことですが、少なくとも過去の動画コンテンツがアーカイブで見れますし、初心者向きに最初に見るべき動画のコーナーもあります。用意された資料も無駄がなく見やすいので、この初心者向けのコンテンツだけでも15,000円分の書籍と同等か超えていると思います。
初心者向け動画では、少々ニヤニヤした投資のうまそうな方が出てきます。私の職場のボスは接遇に非常に厳しいのですが、常日頃ボスから厳しい接遇の指導を受けている私にとってはやや横柄に見えました。こっちは金はら…まぁよく考えたら投資塾なのでこちらはお金を稼がせていただけるハズで、あちらはいろいろ投資の制約もあるでしょうから仕方ないですね。むしろ儲かる投資塾ほど横柄なのかもしれません、そう考えたら横柄さが少し足りない気もしてきました。机の上に足を投げ出すくらいがちょうど良いと思います。それにしてもフランクで親近感が湧くなぁ〜
コンテンツは動画中心で、あとは投資家同士の横の広がりSNSです。こちらの方は圧倒的コミュ障の私は「日米株投資やってます」とだけプロフィールに書いて放置してあります。
HP全体の構成は株式投資を中心に体系だった内容です(投資塾なので当然ですが)。でもここは良くて、例えば投資の本は分野ごとに集中して書かれていることが多く(例えば、会計の本、とか金利の本とかいった具合です)、現に私はバラバラに勉強しました。この方法は振り返ってみると効率がいいとは言えません。病的にせっかちな私には複眼経済塾の様な投資を中心にした体系だったコンテンツを軸にして、深掘りしたい時にはわかりやすい物を探す、というのが効率的だったかもしれません。
動画の内容は初めて知った!と言うものは少なかったですが、逆に言うとエッセンシャルな物を効率よく纏めてある感じで、動画以外の追加の勉強はさほどしなくても良いのかなと感じました。(投資の勉強目的でFP試験や簿記を学ぶのはすこぉ〜し遠回りな気がします。)
素人投資家はあまり一つに深入りせず効率よく学べば良いと思います。
リターンが良くなりそう?
なかなか優れた教材だと思いますが実際のリターンが良くなるかはまだわかりません。銘柄選定をしても、結果が出るには時間がかかります。
(複眼経済塾のポートフォリオを見るとなかなか良いリターンが出ている様子)
イナゴ投資だってやり方によっては大成功できますし、複眼経済塾をどの様に活用するかにもよるのかもしれません。
雰囲気投資やイナゴ専門だった投資家が自分の評価基準で銘柄選定を行える様になれば、握力も強くなって中長期投資に悪い様には働かない気がします。
リターンはきっと良くなるでしょう、と言うことしか今は言えません。
オススメできるか?
現時点ではかなりオススメできる印象です。
もし、周りに「日本株を始めたいんだけど・・・」と言う方がいたら薦めると思います。
まず初めに見るべき動画、として初心者向きのBSやPLの説明なども分かりやすく噛み砕いて動画にしてくれています。動画も2倍速対応で病的にせっかちな私でもストレスなく見ることができました。これだけでも入会金の価値はありそう。
素晴らしいと思ったのが1日に何回か、メールで塾生などの日経新聞やメディアの読み合わせメールが届きます。記事の内容を初め、解釈や投資にどう活かしていくかといったことが短文に纏められていて病的にせっかちな私でもメールが来るたびにさらっと目を通すだけでも日経を読んで物を考えた気分になります。
月に何回かある動画コンテンツも想像より充実していました。具体的な銘柄をどんどん見ながら、見るべきポイントや今後の相場テーマの俯瞰など専門家っぽい人がニヤニヤしながら割とフランクに説明してくれます。コンテンツは全体的に四季報ベースですが、持ってなくても問題ないと思います。ただ四季報が買いたくなりました(追加コスト発生!)
今後も続けていきそう?
正直に言うと、私は3ヶ月くらいで辞めそうな気がしています。ズコー!常に銘柄を探し続ける様な投資手法ではないですし感覚としては半年に一度くらい1銘柄を見直している感じですので、月1万のコストは私には見合わなくなってくる予感がしています。
四季報をもとにした投資家的思考が身についたら米国株にも生かしたい。
しかし塾内でのSNSなどや月内の定例の動画コンテンツもあって、一般的な感覚で見ると月に1万払って維持をする理由がちゃんとある可能性があります。
まとめ
複眼経済塾を始めて1週間の所感としては、投資初心者から個別をじっくり考える上級者まで入塾料を支払う価値は十分にあると感じました。
(一つ注釈ですが、他の有料セミナーなどに参加した経験がなく他の有料のものと比較はできていません。)
3ヶ月で辞めるみたいなことも書きましたが、コンテンツがどうと言うより個別株に対する私の姿勢の問題ですので。まだまだこれから活用していくところですので、リターンに繋がる点や新たな発見があればまた報告します。
塾生としての活動を続けて生エミンさんに会いたいなあと言う野望もあります。
それではこの辺で
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